職員の定着率は「制度」より「職場の空気」で決まる。現場で本当にあった話
- ほいくサポ

- 1月7日
- 読了時間: 2分

「給料も上げた。休みも増やした。それなのに、なぜか人が辞めていく」
これは、私が実際に関わった園で何度も聞いた言葉です。
職員の定着率が上がらない原因は、制度だけにあるとは限りません。
結論から言います。
職員の定着率を左右する最大の要因は、制度ではなく「職場の空気」です。
■ 制度が整っていても、人は辞める
処遇改善、休日数、勤務時間。
どれも大切です。否定はしません。
ただ、制度が整っていても辞める園は辞める。
一方で、条件が特別良いわけではなくても、長く働き続ける園もあります。
この差を生むのが、「空気」です。
■ 「空気」は、言葉にならない違和感
職場の空気は、誰か一人が作っているものではありません。
・あいさつが返ってくるか
・困っているときに声をかけてもらえるか
・ミスをしたとき、責められるか支えられるか
こうした日々の小さな積み重ねが、「ここにいていい」という感覚を作ります。
人は、条件よりも
「自分はこの場所で大切にされているか」で残るかどうかを決めます。
■ 実際にあった、空気で分かれたケース
ある園では、ベテランの先生が新人をフォローするため、少しだけ仕事を持ち帰っていました。
本人は不満もなく、チームのためだと考えていた。
ところが、新人がそれを「プレッシャー」と感じ、主任に相談。
結果、ベテランの先生は「密告された」と感じ、モチベーションを大きく下げてしまいました。
ここで問題なのは、誰が正しいかではありません。
「本音を安心して話せる空気」がなかったことです。
■ 職場の空気は、管理職だけの仕事ではない
よく「園長が変わらないと無理」と言われます。
半分正解で、半分違います。
空気は、トップだけでなく
一人ひとりの態度と言葉で毎日更新されているからです。
・元気なあいさつ
・感謝を言葉にする
・話の最後をプラスで終える
こうした行動は、誰にでもできます。
■ 職員の定着率を上げたいなら、まずここを見る
もし「人が定着しない」と感じているなら、制度の見直しの前に、こう問いかけてみてください。
この職場は、失敗しても戻ってこられる空気だろうか?
ここが変わると、
自然と会話が増え、助け合いが生まれ、
結果として先生の時間が取り戻されていきます。
もし、あなたの園で職員の定着率に課題を感じているなら、
制度の見直しの前に、まず「職場の空気」に目を向けてみてください。

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