「忙しい」が口ぐせになっていませんか?保育の質と向き合うための最初の一歩
- ほいくサポ

- 3月19日
- 読了時間: 2分
更新日:7月9日
はじめに
「忙しいから無理」「時間がないから仕方ない」保育の現場では、そんな言葉がよく聞かれます。たしかに保育士の仕事は多忙で、やることも多く、心身ともに負担が大きいのは事実です。
でも、本当にそれだけで片付けていいのでしょうか?この記事では、「忙しい」を手放すことで見えてくる保育の可能性について、一緒に考えてみたいと思います。

「忙しい」を言葉にするその前に
「忙しい」は、便利な言葉です。でもその便利さが、時に私たち自身の成長や環境の改善を妨げてしまうことがあります。
「忙しい」と言った瞬間、脳は「やらなくていい理由」を探し始めます。言葉が思考と行動を止めてしまうんです。
保育の質を高めるための第一歩は「気づき」
保育の質を上げたいと思っていても、「忙しい」が口ぐせになっていると、新しい取り組みを避ける方向へと流れてしまいます。
まずは「忙しい」と言っている自分に気づくこと。それが、改善の第一歩です。
忙しい現場に余白をつくるには?
人手不足や業務の複雑化など、現場が多忙であることは否定できません。でも、そんな中でも「ちょっと立ち止まる時間」を意識して作ることはできます。
たとえば…
朝の5分を「昨日の良かったことを共有する時間」にしてみる
会議の最後に「ありがとうカード」を書き合う習慣をつくる
ほんの少しの余白が、現場の雰囲気や保育の質を変えるきっかけになることもあるのです。
「忙しい」の裏にある本音とは
「忙しいからできない」の裏側には、・やり方がわからない・失敗したくない・前例がないなど、心理的なハードルがある場合も多くあります。
そうした本音を見つめることが、改善へのヒントになります。
小さな変化が大きな変化を生む
変化を起こすのに、最初から大きな取り組みでなくてもいいんです。
職員同士の声かけを1日1回意識する
午後の保育後に3分だけ振り返る
そんな小さな積み重ねが、やがて保育の質を変える力になります。
忙しさを見直すアクションプラン
今すぐ取り入れられることを、いくつか紹介します:
「やらなくてもいい仕事」を整理する
ICTを活用して記録や連絡業務を効率化
チーム内で業務を共有・分担して「一人で抱えない」
おわりに
「忙しい」という言葉を手放すのは、簡単なことではありません。でも、まずは「気づくこと」からすべてが始まります。
あなたの保育が、より良い未来へつながるように。今日もおつかれさまです。

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